林屋動物医療室 総合医療センター

血液検査

血液には白血球や赤血球、血小板という3種類の血球が含まれています。
血球検査ではこれらの血球の数や大きさその色合いなどを評価します。 白血球が異常に増えている場合には感染症や 白血病などの病気を疑うことができます。 逆に白血球が少なすぎても病気が疑われる場合があります。 赤血球が極端に少なくなっている場合には貧血が考えられます。この場合どうして貧血が起こっているのかその原因を探っていく検査が必要になります。
血小板は身体で出血が起こった場合にそれを止血するために働く血球です。血小板が少なすぎる場合は出血しやすかったり、出血が止まりにくくなったりする場合があります。血小板が少なくなっている原因を考えていきます。          

血液検査血液検査

血漿タンパク検査

栄養状態を確認するアルブミンと免疫状態を評価するグロブリンを評価します。健康な状態ではあまり変動はしません。
アルブミンとグロブリンを足した総タンパクであり、これががあまりに高くなる場合には悪性腫瘍、感染症、脱水症などを疑うことができます。
逆に総タンパクが低い場合には肝臓病(タンパクを作れない)、腎臓病、腸の病気を疑うことができます。

血漿タンパク検査

肝臓血液検査

肝臓にどのくらいのダメージが起きているのかという肝障害をみる検査と肝臓がきちんと働いているのかをみる肝機能検査があります。
肝臓はダメージが起こっていても身体の症状がなかなかでない臓器です。肝臓血液検査を総合的に判断して判定します。

肝臓血液検査

腎機能検査

採取した尿を専用の尿検査試験紙で検査します。
採尿用のスポンジは病院でご用意しております。排尿時に直接スポンジで空中キャッチしていただくか、排尿時にビニールかラップなどにおしっこを引っかけさせそれをスポンジで吸って尿を持参して下さい。
尿検査では尿中にたんぱく質や血液が含まれていないか、尿の濃さ(比重)が正常であるかなどを検査します。尿にタンパクや血液が含まれている場合には腎臓病、膀胱結石、膀胱炎、前立腺の病気などが発見されることがあります。
尿比重検査では腎臓で尿を薄めたり濃縮したりする機能がきちんと働いているかをみます。
薄すぎず、濃すぎない尿の場合には腎機能の異常を疑うことができます。
血液検査では腎臓で本来排泄されるべき物質が身体の中にたまりすぎていないかをみます。
異常値が見られる場合には尿検査と合わせて腎機能を評価します。

腎臓001腎臓2 腎臓3

脂質代謝検査

血液中のコレステロールや中性脂肪の量を測定します。
数値が高い場合には糖尿病、ホルモン疾患、腎臓病を疑うことができます。不適切な食餌や運動不測などによって引き起こされている場合もあります。健康的な適正な生活にするだけで改善する場合もあります。
逆に低い場合には貧血、栄養不良、ホルモン疾患、肝不全などを疑うことがあります。

糖尿病検査

健康時には尿には糖は含まれません。尿検査で尿糖が検出された場合には糖尿病が疑われます。
糖尿病はかなり重症化してから病気が見つかる場合が多いです。糖尿病になるとのどが渇きます。極端に水ばかりを飲む症状に気付いたら検査をお勧めします。

糞便検査

糞便中にいる腸内細菌に特に異常な細菌が増えていないか、糖質や脂質の消化不良がないかをみます。寄生虫や寄生虫の卵が発見されることもあります。
一回の検査で異常が見つからないことがありますので特に年齢の若い子は何回か糞便検査を行うことが必要です。

糞便検査

レントゲン検査

胸部のレントゲン検査、腹部のレントゲン検査、骨を見るレントゲン検査など目的によって撮影方法が異なります。
胸部レントゲン検査では肺炎や気管支炎、肺がんなどを疑う異常な影がないかや心臓の大きさや血管の太さを評価します。
腹部レントゲン検査では胃から大腸までの消化管の状態や肝臓、腎臓などに異常な陰影がないかを評価します。
コンピュータ処理を行なうことによりより高い精度で異常を検出することができます。

エコー検査

超音波を当てることにより臓器の内部を画像で見ることができます。麻酔をかける必要もなく、痛みもない検査です。検査のために検査部位の毛を刈らせていただきます。
腹部エコー検査では肝臓、脾臓、腎臓、膀胱、前立腺、副腎、リンパ節などの評価を行ないます。
胸部エコー検査では心臓の動きや心臓の壁の厚みなど、心臓の機能の評価を行うことができます。

エコー

眼科検査

目の表面に傷が入っていたり、目が白くなる白内障や眼球が腫れる緑内障などが発見されます。大きな病気のひとつ症状として目の症状が現れることがありますので全身の検査が必要になることがあります。

眼科検査眼科検査

CT検査・MRI検査

千里桃山台動物病院の嶋崎先生(京都の診療施設)に専門的な検査を依頼しています。(京都の診療施設)

当院では、アニコム損害保険株式会社のペット保険をおすすめしています。
ペット保険「どうぶつ健保ふぁみりぃ」の詳しい内容はこちらをご覧ください。

アニコム

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